メグスリノキ茶(目薬の木茶)とは|日本固有の薬木をノンカフェインのお茶で

メグスリノキ茶(目薬の木茶)ノンカフェイン ── 日本だけに自生する薬木を、一杯のお茶に

メグスリノキは、世界で日本にだけ自生するカエデの仲間です。戦国時代から「千里眼の木」の名で親しまれてきたこの薬木を、日々のお茶として気軽にお楽しみいただけます。木の香りとほろ苦さが特徴のノンカフェインのお茶です。蜂蜜を添えたり、冷やして飲んだり、お好みのスタイルでお楽しみください。

こんな方に選ばれています

  • パソコン作業の合間や一日の終わりに、ほっと一息つきたい方
  • ノンカフェインのお茶を夜寝る前にも楽しみたい方
  • ちょっと珍しいお茶を試してみたい方
本ページでご紹介している内容は、生薬の伝統的な使われ方や漢方理論に基づく情報であり、特定の疾病に対する効能効果を示すものではありません。食品として、日々の暮らしの中でお楽しみください。体調に不安のある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
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メグスリノキ茶とは ── 由来と特徴

メグスリノキ(目薬の木)は、ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、日本にのみ自生する固有種です。学名は Acer maximowiczianum。カエデの仲間であり、秋には美しい紅葉を見せます。薬用に用いられるのは樹皮、小枝、葉の部分です。

その歴史は古く、室町時代から戦国時代にかけて、北近江(現在の滋賀県)や播州(兵庫県)で樹皮の煎液が評判となり、江戸時代には全国的に流通するようになりました。「千里眼の木」「長者の木」といった別名が残っており、各地の山間部で薬木として珍重されてきたことがうかがえます。埼玉県秩父の札所十三番・慈眼寺では「眼茶」として現在も販売が続いています。

中国の本草書には薬用としての記載がなく、中薬(漢方薬の原料)としての利用はありません。あくまで日本で独自に発展した民間の薬木です。当店では、国産のメグスリノキを100%使用し、保存料・着色料・人工甘味料を一切加えずにお届けしています。

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メグスリノキ茶に期待されていること ── そして当店の考え

メグスリノキ茶について、民間やネットショップではさまざまな期待が寄せられています。以下はそうした一般的な認識をまとめたものであり、当店が効能効果を主張するものではありません。

民間では、戦国時代から樹皮の煎液を洗眼や内服に用いてきた歴史があり、目のケアを期待して飲まれてきた経緯があります。また、肝臓のケアを期待して煎液を飲む習慣も、山間部を中心に伝わっています。

ネットショップでは「パソコンやスマホで疲れた日に」「お酒をよく飲む方の毎日のお供に」といった文脈で販売されている例が多く見られます。「日本にだけ自生する固有種」という希少性や、ノンカフェインで時間帯を問わず飲める点も注目されています。

目薬の木は、数百年にわたって日本の暮らしに根づいてきた素材です。当店では、その長い歴史に敬意を持ちつつ、素材そのものの味わいを楽しんでいただきたいと考えています。

当店ではメグスリノキ茶を食品として販売しています。特定の症状や疾病に対する効能効果を謳うものではありません。素材そのものの味わいや香りを、日々の暮らしの中でお楽しみいただければ幸いです。

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漢方におけるメグスリノキ茶の位置づけ

以下は漢方理論における分類です。食品としての効能効果を示すものではありません。

ごく簡単に言えば、目薬の木は中薬(漢方薬の原料)ではなく、日本で独自に発展した民間の薬木です。漢方の世界で「肝と目は深く結びついている」とされる考え方と通じる面があり、古くから目と肝臓に関わる民間薬として親しまれてきました。以下にもう少し詳しい分類を記します。

目薬の木は中国の本草書・中薬学の文献に薬用としての記載がなく、正式な性味・帰経・功効は存在しません。以下の分類は、民間での使用実態と含有成分からの推定であり、中医学文献による裏付けはありません。

四気(性) 涼〜平(推定)
五味 苦(推定)
帰経 肝経(推定)

漢方の臓腑理論には「肝は目に開竅(かいきょう)する」という考え方があります。肝の状態が目に現れるという意味で、目のトラブルに対して肝に働きかける生薬(決明子、菊花、枸杞子など)が用いられてきました。目薬の木が民間で「目にも肝臓にも」と言い伝えられてきたことは、この漢方の考え方と興味深い対応関係にあります。ただし、これは中医学の理論体系とは独立に日本で発展した民間薬であり、中薬の枠組みで位置づける際には注意が必要です。

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メグスリノキ茶の味わい ── 木の香りとほろ苦さ

淹れたお茶は澄んだ琥珀色。湯気とともに、木をそのまま嗅いだような素朴な香りが立ちのぼります。

口に含むと独特の苦味が広がります。渋みというよりも、木の芯を噛んだときのようなしっかりとした苦さです。この苦味が好みを分けるところですが、蜂蜜を加えたり、冷やして飲んだりすると和らぎます。他のお茶や素材とのブレンドも、味の調整に向いています。

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メグスリノキ茶のおいしい淹れ方

基本

茶葉約3〜5gを急須やティーポットに入れ、熱湯を200〜300ml注ぎます。3〜5分ほど蒸らしてからお召し上がりください。蒸らし時間が長いほど苦味が強くなりますので、お好みで調整してください。

煮出し

成分をしっかり抽出したい場合は煮出しが向いています。茶葉5〜10gを水500〜1000mlに入れ、沸騰後弱火で10〜15分煎じます。煮出すことで木の風味が濃厚に引き出されます。

アイス

濃いめに煮出したお茶の粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。冷やすと苦味が和らぎ、すっきりとした口当たりになります。暑い季節や苦味が気になる方におすすめの飲み方です。

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相性のよい組み合わせ

菊花

花のやさしい甘い香りが、メグスリノキの苦味を穏やかに和らげます。すっきりとした後味になり、見た目にも菊の花びらが浮かんで華やかです。

菊花の商品ページを見る →

枸杞子(クコの実)

枸杞子の甘みが加わることで、苦味のバランスが整い飲みやすくなります。お茶の色合いにも赤みが差して、見た目にも楽しめます。

枸杞子の商品ページを見る →
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メグスリノキ茶のよくある質問

メグスリノキ茶にカフェインは入っていますか?

カフェインは含まれていません(ノンカフェイン)。就寝前のリラックスタイムにも、時間帯を問わず安心してお飲みいただけます。

メグスリノキ茶は目に良いのですか?

民間では戦国時代から、目のケアを期待して樹皮の煎液が飲まれてきた長い歴史があります。ただし、当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。漢方の世界では「肝は目に開竅する」という考え方があり、目薬の木が目と肝臓の両方に関わる民間薬として親しまれてきた背景には、こうした東洋医学の考え方と通じる面があります。味わいや香りをお楽しみいただく目的でお飲みください。

妊娠中でも飲めますか?

メグスリノキ茶はノンカフェインですが、妊娠中・授乳中の安全性に関するデータが十分ではありません。念のため、かかりつけの医師または薬剤師にご相談のうえお飲みください。

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メグスリノキ茶のパッケージ

商品情報

品名 目薬の木(メグスリノキ)
内容量 100g(目安:約20〜30杯分)
形態 茶葉
原産地 国産
カフェイン 含まない(ノンカフェイン)
価格 1,500円(税込)

メグスリノキの風味を、ぜひ一度お試しください。

全国一律送料でお届けします

妊娠中の方、授乳中の方は、ご使用前に医師または薬剤師にご相談ください。

漢方薬局 下田康生堂

千葉県富里市日吉台4-9-11

TEL:0476-22-4160

監修:薬剤師・国際中医専門員 下田健一郎

参考文献

  1. Wikipedia「メグスリノキ」(ja.wikipedia.org)
  2. 熊本大学薬学部 薬草データベース「メグスリノキ」(pharm.kumamoto-u.ac.jp)
  3. わかさの秘密「メグスリノキエキス」(himitsu.wakasa.jp)
  4. 東京生薬協会「メグスリノキ」(tokyo-shoyaku.com)

最終確認:2026年3月6日