柿の葉茶(カキノハ茶・柿葉茶)ノンカフェイン ── 柿の木のもうひとつの恵みを、一杯のお茶に
ほのかな渋みのなかに、やさしい甘みが広がる柿の葉のお茶。カフェインを含まないため、朝の一杯にも夜のくつろぎにも、時間を選ばず楽しめます。
こんな方に選ばれています
- 夜寝る前にもお茶を楽しみたい方
- カフェインは控えたいが、緑茶のような渋みのあるお茶が好きな方
- 毎日のお茶をちょっと特別なものにしたい方
読みたいところから
柿の葉茶の味わい ── ノンカフェインのやさしい渋み
湯気とともに、青草を思わせるほのかな清涼感が立ちのぼります。口に含むとまず穏やかな渋みが広がり、そのあとにまろやかな甘みが残ります。癖が少なく、日本茶に親しんだ方にも飲みやすい味わいです。タンニンを多く含むため、蒸らし時間を長くとりすぎると渋みが強くなります。お好みに合わせて抽出時間を調整してみてください。
柿の葉茶とは ── 由来と特徴
柿の葉は、カキノキ科カキノキ属のカキ(Diospyros kaki Thunb.)の葉を乾燥させたものです。果実が食卓に並ぶ柿の木ですが、葉もまた古くから人々の暮らしに活かされてきました。奈良県吉野地方の「柿の葉寿司」は、柿の葉で鯖寿司を包む伝統的な保存食として広く知られています。
中国では古くから柿の葉を茶として飲む習慣があったとされ、本草書にも収載される歴史ある素材です。日本では、西勝造氏(1884〜1959年)が健康法の一環として柿の葉茶の飲用を推奨したことで広く知られるようになりました。現在では、農薬不使用栽培の柿の葉を使った茶の製品化も各地で行われています。
柿の葉が歩んできた道 ── 民間利用の歴史と当店の考え
柿の葉は、東アジアの各地で、長い時間をかけて人々の暮らしのさまざまな場面で活かされてきた素材です。お茶として、食として、湯あみとして、土地ごとに少しずつ違った姿で受け継がれてきました。代表的なものをいくつかご紹介します。
ビタミンC補給・美容を気遣う日常茶として
現代の日本では、柿の葉茶をビタミンC補給や美容を期待して飲まれる方が多くいます。柿の葉に含まれるプロビタミンCは通常のビタミンCと異なり熱に強いとされ、お茶にしても壊れにくい点が注目されています。
血圧や生活習慣を気遣う方の養生茶として
血圧や生活習慣が気になる方の日常茶として飲まれてきた歴史があります。中国では古くから消渇(しょうかつ)(口の渇き)の場面でも用いられ、漢代の頃から養生茶=代茶飲(だいちゃいん)として一般に親しまれてきたとの記録が残っています。現代中国でも、中高年の方々の日常茶として広く受け継がれています。
飲む以外のかたち ── 入浴剤として
柿の葉は飲むだけのものではありません。日本各地の民間療法では、乾燥させた柿の葉20〜30gを布袋に入れ、入浴剤として湯舟に浮かべる使い方も古くから伝えられてきました。あせも・かゆみ・冷えなど、家庭でのささやかな養生のひとつとして親しまれてきた使い方です。
海を越えて ── 台湾の「天然美容茶」
柿の葉茶は中国・日本だけでなく、台湾でも日常的に飲まれてきました。現地では「天然美容茶」とも呼ばれ、日々の美しさを気遣う方々の養生茶として親しまれてきたと伝えられています。柿の葉が国境を越えて、それぞれの土地の暮らしに溶け込んできたことが分かります。
柿の葉という素材は、果実と同様に長い歴史のなかで、東アジア各地の人々の暮らしに根づいてきました。当店ではその背景に敬意を持ちつつ、あくまで日常の飲みものとしてお届けしています。素材そのものの味わいや香りを、日々の暮らしの中でお楽しみいただければ幸いです。
漢方における柿の葉茶の位置づけ
ごく簡単に言えば、漢方の世界では柿の葉は「肺に関わる場面で用いられてきた、涼やかな性質の素材」です。以下にもう少し詳しい分類を記します。
四気(性)
寒
かん
五味
苦
く
帰経
肺
はい
柿の葉の主要な功効として、漢方では以下のように分類されています。止咳定喘(しかていぜん)──咳や喘息を鎮める生薬の範疇です。生津止渇(せいしんしかつ)──津液を生じさせ、口の渇きに関わる範疇に分類されます。活血止血(かっけつしけつ)──血を活かしつつ止血する、という二つの側面を併せ持つ範疇に位置づけられています。
なお、同じ柿の木から得られる柿蒂(してい)(柿のヘタ)は、漢方処方「柿蒂湯」に配合される別の生薬です。柿の葉とは薬用部位も分類も異なります。
柿の葉茶のおいしい淹れ方
基本
茶葉3〜5gを急須やティーポットに入れ、90℃前後のお湯を200〜400ml注ぎます。5〜10分ほど蒸らしてからお召し上がりください。渋みを抑えたい場合は蒸らし時間を短めに、しっかりした味わいがお好みの場合は長めに調整してください。
煮出し
水300〜500mlを沸騰させたあと、茶葉3〜5gを入れて弱火で3〜5分煮出します。煮出すことで成分がより抽出され、深みのある味わいになります。
アイス
やや多めの茶葉で濃いめに淹れ、氷をたっぷり入れたグラスに注ぎます。暑い季節にすっきりとした口当たりでお楽しみいただけます。
商品情報
- 品名
- 柿の葉(かきのは)
- 内容量
- 50g(目安:約10〜16杯分)
- 形態
- 茶葉(刻み)
- 原産地
- 国産
- カフェイン
- 含まない(ノンカフェイン)
- 価格
- 550円(税込)
柿の葉の風味を、ぜひ一度お試しください。
妊娠中の方、授乳中の方は、ご使用前に医師または薬剤師にご相談ください。
柿の葉茶のよくある質問
柿の葉茶にカフェインは入っていますか?
柿の葉茶にカフェインは含まれていません。就寝前やカフェインを控えたい方にも安心してお飲みいただけます。
柿の葉茶は美容に良いのですか?
民間ではビタミンC補給や美容を期待して飲まれることがありますが、当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。漢方理論では柿の葉は生津止渇の範疇に分類される素材です。味わいや香りをお楽しみいただく目的でお飲みください。
「レモンの約20倍のビタミンC」と聞きました。
柿の葉は乾燥葉の状態でビタミンCを比較的多く含むとされ、そうした表現で紹介されることがあります。ただし比較の対象(果実か、生葉か、乾燥茶葉か)や製法によって数値には幅があり、お茶として淹れた際の実際の摂取量を保証する数値ではありません。ビタミンCを意識する方に親しまれていますが、特定の効能をうたうものではありません。
アレルギーや花粉症と結びつけて紹介されるのはなぜですか?
柿の葉に含まれるアストラガリンなどのポリフェノールの一般的な認知から、季節のムズムズを気にする方に話題にされることが多いためです。民間では乾燥した柿の葉を入浴に用いる手当ても伝えられてきました。あくまで一般的・伝統的な連想であり、効果を断定するものではありません。
柿の葉茶は血圧や生活習慣が気になる人にも良いのですか?
民間では健康維持を目的として日常的に飲まれてきた歴史がありますが、当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。気になる症状がある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
妊娠中でも飲めますか?
カフェインは含まれていませんが、妊娠中・授乳中の方は念のため医師または薬剤師にご相談のうえでお召し上がりください。
送料はいくらですか?送料無料はありますか?
送料は配送地域によって異なり、ご注文手続きの画面で自動的に計算されます。商品を入力先住所とあわせてご確認ください。なお、合計15,000円(税込)以上のご購入で送料が無料になります。
注文してからどのくらいで発送されますか?
13時までにいただいたご注文は、当日中に発送いたします。ただし水曜・祝日は定休日のため、翌営業日以降の発送となります。また、臨時休業をいただく場合もございますので、お急ぎの際はあらかじめご了承ください。
返品・交換はできますか?
衛生上、お客様のご都合による返品・交換は承っておりません。ただし、破損・誤配送・品質異常など商品に不備があった場合は、商品到着後7日以内にご連絡いただければ、交換または返金にて対応いたします。
どのような支払い方法が使えますか?
各種クレジットカード(VISA・Mastercard・American Express・JCB・Diners Club)と、コンビニ決済がご利用いただけます。
相性のよい組み合わせ
柿の葉茶の風味に親しんできたら、こんな素材を少し加えてブレンドしてみるのもおすすめです。甘み・香り・彩りが変わり、毎日の一杯に表情が生まれます。漢方の養生の考え方では、うるおいや巡りをいたわる素材どうしを穏やかに重ねていくのも、季節に寄り添う楽しみ方のひとつです。
枸杞の実(クコの実・枸杞子・ゴジベリー)
柿の葉のほのかな渋みに、クコの実の乾燥果実らしいやさしい甘みとごく軽い甘酸っぱさが重なり、まろやかな口当たりになります。赤い実がカップに浮かんで彩りも華やぎ、苦味やクセが少ないのでお子様にも親しみやすい一杯に。漢方では、津液をいたわる柿の葉に、肝腎を滋い養血を助けるとされるクコを合わせ、うるおいをやさしく支える方向で穏やかに調和する取り合わせと考えられています。煮出すと甘みがいっそう引き立ちます。
クコの実の商品ページを見る →薔薇茶(マイカイカ・玫瑰花)
素朴な渋みと甘みのある柿の葉に乾燥した薔薇の花をひとつまみ添えると、湯を注いだ瞬間にバラそのものの華やかでやわらかな芳香が立ちのぼり、一杯がぐっと優雅になります。香りはツンとせず穏やかなので、花茶が初めての方にもなじみやすい味わいです。漢方では、涼やかな柿の葉に、気の巡りをととのえ血を和すとされる薔薇を重ね、巡りと彩りをやさしく添える香りの取り合わせと考えられています。香気を生かすには、熱湯より80℃前後のお湯でいれるのがおすすめです。
薔薇茶の商品ページを見る →野菊花
柿の葉の穏やかな渋みに、野菊花のすっきりとした清涼感と力強いほろ苦さが加わり、引き締まった後味になります。黄色い花が浮かぶ見た目も涼やかで、苦みが気になる場合は枸杞子やなつめなど甘みのある素材を合わせるとまろやかに楽しめます。漢方では、ともに涼やかな性質をもち、清肺生津の方向にある柿の葉と、清熱解毒・平肝の方向をもつ野菊花が、夏のほてりやすい季節の養生として穏やかに重なる取り合わせと考えられています。
野菊花の商品ページを見る →本品は天然の植物を原料としているため、収穫時期やロットにより、葉の色・大きさ・香りに多少のばらつきが生じることがあります。また、製造工程で十分に管理しておりますが、原料由来の茎や葉の小片などがごくまれに含まれる場合があります。品質上の問題はございませんが、気になる場合は取り除いてお召し上がりください。
漢方薬局 下田康生堂
千葉県富里市日吉台4-9-11
TEL:0476-22-4160
監修:薬剤師・国際中医専門員 下田健一郎
参考文献
- 中医世家「柿叶」
- 百度百科「柿叶」
- 熊本大学薬学部 薬草データベース「カキノキ」
最終確認:2026年5月30日
参考文献(成分・近縁素材に関する研究)
※以下は本品の配合素材・成分・近縁植物等に関する研究であり、本品(食品)の効能効果を示すものではありません。被験対象・剤形(抽出物・別種・外用等)は本品と異なる場合があります。
- Dong C, et al. 「Persimmon leaf extract in dyslipidemia: a systematic review and meta-analysis」. Frontiers in Pharmacology (2025). PMID: 41031166.