薔薇茶(マイカイカ茶)とは|華やかなバラの芳香とほのかな甘み

薔薇茶(マイカイカ茶・バラ茶)ノンカフェイン ── バラの花蕾がひらく、やさしい芳香のひととき

バラの花蕾をそのまま乾燥させた薔薇茶は、カップにお湯を注いだ瞬間、華やかな芳香がふわりと広がります。ほのかな甘みと微かな苦みが調和した、クセのない飲みやすさ。ノンカフェインのため、一日の終わりのくつろぎの一杯にも向いています。

こんな方に選ばれています

  • 一日の終わりに香りのよいお茶でくつろぎたい方
  • カフェインを気にせず夜も楽しめるお茶を探している方
  • 見た目にも美しいお茶で、ちょっと特別なティータイムを楽しみたい方
本ページでご紹介している内容は、生薬の伝統的な使われ方や漢方理論に基づく情報であり、特定の疾病に対する効能効果を示すものではありません。食品として、日々の暮らしの中でお楽しみください。体調に不安のある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
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薔薇茶とは ── 由来と特徴

薔薇茶の原料であるマイカイカ(玫瑰花)は、バラ科植物ハマナス(Rosa rugosa Thunb.)の乾燥花蕾です。開花する前のかたい蕾を摘み取り、乾燥させたものを用います。

中国では古くから食用・薬用の両面で親しまれてきた素材です。宋代にはすでに砂糖漬けの記録が残り、山東省平陰県は現在も薬用バラの主要産地として知られています。《本草綱目拾遺》をはじめとする本草書にも収載されており、代茶飲(お茶の代わりに煎じて飲む素材)としての利用も文献に記されています。

日本では薬膳への関心の高まりとともに認知が広がり、ローズティーとして女性を中心に親しまれるようになりました。花蕾の形がそのまま残る見た目の美しさも、この素材ならではの魅力です。

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薔薇茶に期待されていること ── そして当店の考え

薔薇茶について、民間やネットショップではさまざまな期待が寄せられています。以下はそうした一般的な認識をまとめたものであり、当店が効能効果を主張するものではありません。

民間では、バラの花蕾茶は美容やリラックスを期待して飲まれることが多いようです。「女性に人気の薬膳茶」「ビタミンCが豊富」といった切り口で紹介されることもあり、気分転換を目的として日常的に取り入れている方も見られます。

ネットショップでは「優雅なリラックスタイムに」「女性らしくいたい方へ」といった訴求で販売されている例があります。花蕾の見た目の美しさを楽しむ目的で購入される方も多いようです。

バラの花蕾は、漢方の世界では長い歴史を持つ素材です。その穏やかな性質から、古典にも代茶飲としての記載が見られます。

当店では薔薇茶を食品として販売しています。特定の症状や疾病に対する効能効果を謳うものではありません。素材そのものの味わいや香りを、日々の暮らしの中でお楽しみいただければ幸いです。

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漢方における薔薇茶の位置づけ

以下は漢方理論における分類です。食品としての効能効果を示すものではありません。

ごく簡単に言えば、漢方の世界ではマイカイカは「気の巡りに関わる場面で用いられてきた、穏やかな温性の花の素材」です。以下にもう少し詳しい分類を記します。

四気(性)
五味 甘・微苦
帰経 肝経・脾経

マイカイカは漢方では理気薬(りきやく)に分類される生薬です。芳香を持つ花類の素材として、行気解鬱(こうきげうつ)── 気の鬱滞を穏やかにほどく範疇に位置づけられています。温性でありながら剛燥の弊がなく、穏やかに作用する点が特徴とされています。

また、漢方では和血(わけつ)の範疇にも入る生薬とされており、古来「理気して辛燥ならず、和血して破血せず」と評されてきました。

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薔薇茶の味わい ── ほのかな甘みとバラの芳香

カップに注ぐと、淡い黄金色の茶湯に花蕾がゆっくりとほどけていきます。立ち上る香りは、華やかでありながら穏やか。生花のバラとはまた異なる、乾燥によって凝縮された上品な芳香です。

口に含むとほのかな甘みが先に広がり、続いて微かな苦みが奥行きを添えます。クセが少なく非常に飲みやすいため、花茶が初めての方にも取り入れやすい一杯です。

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薔薇茶のおいしい淹れ方

基本

花蕾3〜5個(3〜6g)をティーポットやカップに入れ、80℃程度のお湯を200〜300ml注ぎます。5分ほど蒸らしてからお召し上がりください。沸騰直後の熱湯は香気が散りやすいため、少し冷ましたお湯がおすすめです。1回の花蕾で2〜3煎お楽しみいただけます。

アイス

やや多めの花蕾で濃いめに淹れ、氷を入れたグラスに注ぎます。冷やしても華やかな香りが残ります。

アレンジ

お好みで蜂蜜を加えると、甘みと芳香が引き立ちます。蜂蜜を加える場合は、40〜50℃程度まで冷ましてからお入れください。

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相性のよい組み合わせ

なつめ(大棗)

なつめの自然な甘みが加わり、バラの微かな苦みがまろやかに。飲みやすさがぐんと増し、ほっとする味わいに仕上がります。

なつめの商品ページを見る →

クコの実(枸杞子)

赤い実と花蕾の彩りが美しく、見た目にも華やかなブレンドになります。クコの実のほのかな甘みがバラの風味と穏やかに調和します。

クコの実の商品ページを見る →

菊花

菊花の清涼感がバラの芳香と重なり、すっきりとした飲み口に。花どうしの組み合わせで、透明感のある味わいを楽しめます。

菊花の商品ページを見る →
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薔薇茶のよくある質問

薔薇茶にカフェインは入っていますか?

カフェインは含まれていません。ノンカフェインですので、就寝前のくつろぎの一杯としてもお召し上がりいただけます。

薔薇茶は美容に良いのですか?

民間では美容を期待して飲まれることがありますが、当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。漢方理論ではマイカイカは理気薬に分類される素材です。味わいや香りをお楽しみいただく目的でお飲みください。

妊娠中でも飲めますか?

マイカイカは漢方では和血の範疇に入る素材とされています。妊娠中の方、授乳中の方は、念のため医師または薬剤師にご相談の上お召し上がりください。

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下田康生堂の薔薇茶(ローズティー)パッケージ

商品情報

品名 バラ花(玫瑰花・マイカイカ)
内容量 15g(目安:約3〜5杯分)
形態 ホール(花蕾)
原産地 中国産
カフェイン 含まない(ノンカフェイン)
価格 550円(税込)

バラの花蕾の風味を、ぜひ一度お試しください。

全国一律送料でお届けします

妊娠中の方、授乳中の方は、ご使用前に医師または薬剤師にご相談ください。

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原料のこだわり

本商品に使用する生薬原料は、薬剤師・国際中医専門員である店主が中国の生薬市場(安徽省亳州・河北省安国・広州・成都)に定期的に足を運び、自らの目と鼻で品質を確かめて選定しています。現地の業者との長年の信頼関係のもと、日本の一般流通では得られない品質の素材を厳選。さらに上海中医薬大学附属岳陽病院や湖北省中医院での臨床研修を通じて得た知見を、商品づくりに活かしています。

漢方薬局 下田康生堂

千葉県富里市日吉台4-9-11

TEL:0476-22-4160

監修:薬剤師・国際中医専門員 下田健一郎

参考文献

  1. 中薬学教科書「玫瑰花(附:代代花)」(中医世家所収)
  2. 中医世家「玫瑰花」
  3. 湖南中医薬大学第一附属医院「中医说玫瑰」(2022年)

最終確認:2026年3月6日