枸杞葉茶(クコヨウ茶)とは|ほのかな甘苦さが広がるノンカフェインの養生茶

枸杞葉茶(クコヨウ茶・クコ葉茶)ノンカフェイン ── 古来"天精草"と呼ばれたクコの葉を、一杯のお茶に

ほのかな甘さと、あとからふわりと広がる軽い苦味。枸杞葉茶(クコヨウ茶)は、ゴジベリーでおなじみのクコの木の若葉から作られるノンカフェインのお茶です。春から初夏にかけての養生茶として、季節を感じながらゆっくり味わっていただきたい一杯です。

こんな方に選ばれています

  • ノンカフェインのお茶を日常に取り入れたい方
  • クコの実(ゴジベリー)が好きで、葉のお茶にも興味がある方
  • 春から初夏にかけて、季節の養生茶を楽しみたい方
本ページでご紹介している内容は、生薬の伝統的な使われ方や漢方理論に基づく情報であり、特定の疾病に対する効能効果を示すものではありません。食品として、日々の暮らしの中でお楽しみください。体調に不安のある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
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枸杞葉茶とは ── 由来と特徴

枸杞葉(くこよう)は、ナス科クコ(Lycium chinense Mill.)の若い茎と葉を乾燥させた素材です。クコといえば赤い実──いわゆるゴジベリーが広く知られていますが、実だけでなく葉も古くから利用されてきました。

中国の本草書『本草綱目』には「春に葉を採り、天精草と名づく」と記されており、春の新芽はとりわけ珍重されてきた歴史があります。日本でも各地で民間茶として親しまれ、「延命茶」の別名でも呼ばれてきました。春先には若芽を摘んであえ物や天ぷらにする食文化も各地に残っています。

クコは実・葉・根皮のすべてが生薬として知られる、まさに一本まるごと活用される植物です。当店では中国産の良質な枸杞葉を、刻みのリーフタイプでお届けしています。

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枸杞葉茶に期待されていること ── そして当店の考え

枸杞葉茶について、民間やネットショップではさまざまな期待が寄せられています。以下はそうした一般的な認識をまとめたものであり、当店が効能効果を主張するものではありません。

民間では、枸杞葉を煎じたお茶を日々の健康維持を期待して飲む習慣が日本各地に伝わっています。とくに目の健康や、年齢を重ねても元気に過ごしたいという思いから「延命茶」の名で親しまれてきた歴史があります。中国南方では春の養生野菜としてスープや炒め物に使われ、季節の食養生の一部として根づいています。

ネットショップでは、ルチンやベタインなどの含有成分を紹介しながら健康茶として販売されている例が多く見られます。ゴジベリー(クコの実)の知名度を背景に「クコの葉のお茶」として関心を集めているようです。

枸杞葉は千年以上にわたって人々の暮らしに寄り添ってきた素材であり、その長い歴史には素材そのものへの深い信頼があります。

当店では枸杞葉茶を食品として販売しています。特定の症状や疾病に対する効能効果を謳うものではありません。素材そのものの味わいや香りを、日々の暮らしの中でお楽しみいただければ幸いです。

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漢方における枸杞葉茶の位置づけ

以下は漢方理論における分類です。食品としての効能効果を示すものではありません。

ごく簡単に言えば、漢方の世界では枸杞葉は「体の消耗を補い、目や渇きに関わる場面で用いられてきた涼性の素材」です。以下にもう少し詳しい分類を記します。

四気(性)
五味 苦・甘
帰経 肝・脾・腎経

漢方では補虚益精(ほきょえきせい)の範疇に入る生薬です。慢性的な消耗に対して用いられてきた素材として位置づけられています。また、清熱明目(せいねつめいもく)に分類される素材でもあり、目に関わる場面で古くから取り上げられてきました。クコの実(枸杞子)が甘味・平性であるのに対し、枸杞葉は苦甘味・涼性に分類される点が特徴です。

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枸杞葉茶の味わい ── ほのかな甘苦さとイグサに似た風味

湯を注ぐと、青草を思わせるさわやかな香りがふわりと立ちのぼります。

口に含むと、まず微かな甘みが広がり、そのあとを追うように軽い苦味が顔を出します。ほんのりとしたイグサに似た独特の風味があり、後味にかすかな渋みが残ります。好みが分かれる味わいではありますが、慣れるとこの素朴な風味がくせになるという方も少なくありません。甘味のある素材とのブレンドで飲みやすくなります。

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枸杞葉茶のおいしい淹れ方

基本

枸杞葉 3〜5gを急須やティーポットに入れ、沸騰したお湯を約400ml注ぎます。3〜5分ほど蒸らしてからお召し上がりください。2煎目以降もお楽しみいただけます。

煮出し

やかんや鍋に水600mlと枸杞葉 5〜10gを入れ、沸騰後弱火で10〜15分ほど煮出します。より濃厚な風味を引き出したいときに向いている方法です。

アイス

基本の分量で少し濃いめに淹れ、氷をたっぷり入れたグラスに注ぎます。暑い季節にはすっきりとした口あたりでお楽しみいただけます。

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相性のよい組み合わせ

枸杞子(クコの実・ゴジベリー)

同じクコの木から採れる実と葉の組み合わせです。クコの実のやさしい甘みが葉の苦味をやわらげ、まろやかで奥行きのある味わいに仕上がります。実を数粒浮かべると見た目にも華やかな一杯になります。

枸杞子の商品ページを見る →

なつめ(大棗)

なつめのふくよかな甘さが加わることで、枸杞葉の苦味がぐっと穏やかになります。ほっとするような温かみのある風味は、就寝前のひとときにも向いています。

なつめの商品ページを見る →
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枸杞葉茶のよくある質問

枸杞葉茶(クコ葉茶)にカフェインは入っていますか?

カフェインは含まれていません。ノンカフェインですので、時間帯を気にせずお飲みいただけます。

クコの実(枸杞子)とクコの葉(枸杞葉)はどう違うのですか?

同じクコの木から採れる素材ですが、漢方理論上の分類が異なります。クコの実は甘味で平性、クコの葉は苦甘味で涼性に分類されます。味わいも異なり、クコの実はやさしい甘さが特徴ですが、クコの葉はほのかな甘さの中に軽い苦味があり、すっきりとした印象です。

枸杞葉茶は目の健康に良いのですか?

民間では目の健康を期待して飲まれることがありますが、当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。漢方理論では枸杞葉は清熱明目に分類される素材です。味わいや香りをお楽しみいただく目的でお飲みください。

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枸杞葉茶(クコ葉茶)のパッケージ

商品情報

品名 枸杞葉(クコヨウ)
内容量 60g(目安:約12〜20杯分)
形態 リーフ(刻み)
原産地 中国
カフェイン 含まない
価格 600円(税込)

枸杞葉の風味を、ぜひ一度お試しください。

全国一律送料でお届けします

妊娠中の方、授乳中の方は、ご使用前に医師または薬剤師にご相談ください。

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原料のこだわり

本商品に使用する生薬原料は、薬剤師・国際中医専門員である店主が中国の生薬市場(安徽省亳州・河北省安国・広州・成都)に定期的に足を運び、自らの目と鼻で品質を確かめて選定しています。現地の業者との長年の信頼関係のもと、日本の一般流通では得られない品質の素材を厳選。さらに上海中医薬大学附属岳陽病院や湖北省中医院での臨床研修を通じて得た知見を、商品づくりに活かしています。

漢方薬局 下田康生堂

千葉県富里市日吉台4-9-11

TEL:0476-22-4160

監修:薬剤師・国際中医専門員 下田健一郎

参考文献

  1. 中医世家「枸杞叶」(https://www.zysj.com.cn/zhongyaocai/gouqiye/index.html)
  2. 北京中医薬大学博物館「天精草-枸杞叶」(https://bowuguan.bucm.edu.cn/kpzl/zyyzs/36794.htm)
  3. 熊本大学薬学部薬用植物園「クコ」(https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003364.php)

最終確認:2026年3月7日