クコの実(枸杞子・ゴジベリー)とは|味・食べ方・漢方の視点から解説

クコの実(枸杞子・ゴジベリー)寧夏オーガニック ── ほんのり甘くフルーティーな赤い実のお茶

3000年以上前の中国の古典にもその名が記される赤い小さな果実、クコの実。ほんのり甘くフルーティーな風味は、お茶として淹れても、そのままつまんでも楽しめます。「ゴジベリー」の名で世界的にも親しまれるこの素材を、寧夏産オーガニックでお届けします。

こんな方に選ばれています

  • ドライフルーツ感覚で実まで楽しめるお茶をお探しの方
  • ノンカフェインの飲み物を日常に取り入れたい方
  • 薬膳やスーパーフードに興味があり、手軽に始めてみたい方
本ページでご紹介している内容は、生薬の伝統的な使われ方や漢方理論に基づく情報であり、特定の疾病に対する効能効果を示すものではありません。食品として、日々の暮らしの中でお楽しみください。体調に不安のある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
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クコの実とは ── 由来と特徴

クコの実は、ナス科の植物クコ(Lycium barbarum L. または Lycium chinense Mill.)の成熟した果実を乾燥させたものです。生薬名では枸杞子(くこし)と呼ばれ、欧米では「ゴジベリー(Goji berry)」の名でも広く知られています。

原産地は中国の西北部。なかでも寧夏回族自治区の中寧県は最高品質の産地として知られてきました。当店のクコの実も、この寧夏産のオーガニック品を厳選しています。

クコの実の歴史は古く、中国最古の本草書とされる《神農本草経》に「上品」として収載されています。日本でも古くからクコ酒や薬膳料理の素材として親しまれ、近年はスーパーフードとして改めて注目を集めています。

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クコの実に期待されていること ── そして当店の考え

クコの実について、民間やネットショップではさまざまな期待が寄せられています。以下はそうした一般的な認識をまとめたものであり、当店が効能効果を主張するものではありません。

民間では、クコの実は古くから「明目(めいもく)の実」と呼ばれ、目の健康維持を期待して食されてきた長い歴史があります。「楊貴妃が毎日食べていた」という伝承とともに、美容やエイジングケアへの期待を持って購入される方も多いようです。滋養強壮を目的としたクコ酒づくりも、日本各地で古くから親しまれてきた民間の知恵です。

ネットショップでは、「スーパーフード」「栄養価が高い」「ビタミン・ミネラル豊富」といった訴求で販売されている例が多く見られます。「ゴジベリー」として海外セレブの間で人気が広まったことも、近年の認知拡大につながっています。

当店では、こうした長い歴史を持つ素材への敬意を大切にしながら、あくまで日常的に楽しんでいただける食品としてクコの実をご提供しています。

当店ではクコの実を食品として販売しています。特定の症状や疾病に対する効能効果を謳うものではありません。素材そのものの味わいや香りを、日々の暮らしの中でお楽しみいただければ幸いです。

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漢方におけるクコの実の位置づけ

以下は漢方理論における分類です。食品としての効能効果を示すものではありません。

ごく簡単に言えば、漢方の世界ではクコの実は「肝と腎の潤いに関わる場面で用いられてきた素材」です。以下にもう少し詳しい分類を記します。

四気(性)
五味
帰経 肝・腎

クコの実の主要な功効は、滋補肝腎(じほかんじん)益精明目(えきせいめいもく)です。漢方では肝と腎の陰を補う補陰薬(ほいんやく)に分類される素材であり、明目の範疇に入る生薬としても知られています。古典では菊花と組み合わせた杞菊地黄丸をはじめ、多くの処方に配合されてきました。

一部の文献では帰経に肺を加えるものもあり、潤肺(じゅんぱい)の範疇に含める見解もあります。

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クコの実の味わい ── ほんのり甘くフルーティー

淹れたクコの実は、透き通った琥珀がかった淡い黄色。乾燥した果実を熱湯に浸すと、ゆっくりとふくらみながら色と香りを放ちます。

口に含むと、まずほんのりとした甘みが広がります。フルーティーで、苦味や渋味はほぼありません。蒸らした後の実をそのまま食べると、やわらかな食感とともに凝縮された甘みが楽しめます。万人に親しみやすい、飲みやすいお茶です。

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クコの実のおいしい淹れ方・楽しみ方

基本(お茶として)

クコの実10g程度を湯のみやティーポットに入れ、熱湯を注ぎます。蓋をして10〜15分ほど蒸らしてからお召し上がりください。蒸らした後の実もそのままお召し上がりいただけます。

煮出し

クコの実3gに対して水200〜400ccを鍋に入れ、弱火で15分ほど煮出します。煮出すと甘みがより引き立ちます。

そのまま・ふやかして食べる

当店のクコの実はしっかりと乾燥しており、そのままでは硬めの食感です。ヨーグルトやシリアルに一晩漬けておくとふっくら戻り、食べやすくなります。スープやお粥に加えて加熱するのもおすすめです。

料理・お菓子に

杏仁豆腐の飾り、グラノーラのトッピング、炒め物の彩りなど、幅広い料理に加えてお使いいただけます。水やお湯で少し戻してから調理すると、ふっくらとした食感になります。

クコ酒

クコの実をホワイトリカー(焼酎)に漬け込み、冷暗所で寝かせます。古くから親しまれてきた楽しみ方のひとつです。

※ 緑茶と同時に摂取すると、緑茶に含まれるタンニンの影響でクコの実の成分の吸収が低下する場合があります。別々にお楽しみいただくのがおすすめです。

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相性のよい組み合わせ

菊花(きくか)

クコの実と菊花は、漢方でも古くから組み合わせて用いられてきた定番の配伍です。菊花のすっきりとした清涼感が加わり、クコの実の甘みとのバランスが心地よい一杯になります。

菊花の商品ページを見る →

なつめ(大棗)

クコの実となつめを合わせると、甘みが重なりまろやかで飲みやすいブレンドに仕上がります。寒い季節にほっと温まりたいときの一杯にどうぞ。

なつめの商品ページを見る →

薬膳グラノーラ

クコの実のお茶と一緒に楽しむ間食として。和漢素材を使ったグラノーラは、ヨーグルトに添えればクコの実をふやかして食べるときのお供にもなります。

薬膳グラノーラの商品ページを見る →
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クコの実のよくある質問

カフェインは入っていますか?

クコの実にカフェインは含まれていません。時間を問わずお楽しみいただけます。

クコの実は目によいのですか?

民間では「明目の実」として古くから目の健康維持を期待して食されてきた歴史があります。ただし、当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。漢方理論ではクコの実は益精明目の範疇に入る素材に分類されています。味わいや香りをお楽しみいただく目的でお飲みください。

一日にどれくらい食べてもよいですか?

一般的な目安として、1日あたり10〜20g程度が養生目的での摂取量とされています。食べすぎるとのぼせを感じる場合がありますので、ご自身の体調に合わせて量を調整してください。

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クコの実(枸杞の実)商品パッケージ

商品情報

品名 クコの実(枸杞の実)
内容量 200g(目安:お茶として約20回分)
形態 ドライフルーツ(乾燥果実)
原産地 中国(寧夏)オーガニック
カフェイン 含まない
価格 1,500円(税込)

クコの実の風味を、ぜひ一度お試しください。

全国一律送料でお届けします

妊娠中の方へ:クコの実は漢方の観点からは妊娠中の摂取を積極的にはおすすめしていません。内閣府食品安全委員会も妊婦への摂取について注意を促しています。妊娠中・授乳中の方は、召し上がる前に医師または薬剤師にご相談ください。

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原料のこだわり

本商品に使用する生薬原料は、薬剤師・国際中医専門員である店主が中国の生薬市場(安徽省亳州・河北省安国・広州・成都)に定期的に足を運び、自らの目と鼻で品質を確かめて選定しています。現地の業者との長年の信頼関係のもと、日本の一般流通では得られない品質の素材を厳選。さらに上海中医薬大学附属岳陽病院や湖北省中医院での臨床研修を通じて得た知見を、商品づくりに活かしています。

漢方薬局 下田康生堂

千葉県富里市日吉台4-9-11

TEL:0476-22-4160

監修:薬剤師・国際中医専門員 下田健一郎

参考文献

  1. 中医世家《中薬学》教科書「枸杞子」
  2. 熊本大学薬学部 薬草データベース「クコ」
  3. 武田薬品工業 京都薬用植物園「クコ」

最終確認:2026年3月6日