焙じはとむぎ(ヨクイニン)とは|味・食べ方・漢方の視点から解説

焙じはとむぎ(ヨクイニン・薏苡仁)ノンカフェイン・無添加 ── ポップコーンのような香ばしさの薬膳おやつ

ひと口かじると、ポップコーンを思わせる香ばしさが広がります。焙じはとむぎは、漢方で古くから用いられてきたハトムギ(ヨクイニン)を丁寧に焙煎した無添加の自然素材。そのままおやつに、ヨーグルトやグラノーラのトッピングにもお使いいただけます。ノンカフェインで、時間を選ばず気軽に楽しめます。

こんな方に選ばれています

  • ノンカフェインのおやつを探している方
  • 毎日の間食を自然素材のものに切り替えたい方
  • ヨーグルトやグラノーラのトッピングにひと工夫加えたい方
読みたいところから

焙じはとむぎの味わい ── ポップコーンのような香ばしさ

香ばしく焙煎した焙じはとむぎの粒
淡い茶褐色に焙き上げた焙じはとむぎ

袋を開けた瞬間に、焙煎穀物の香ばしい香りが立ちのぼります。色は淡い茶褐色で、ひと粒ひと粒がふっくらとしています。口に入れると、ポップコーンを思わせる軽い香ばしさが広がり、噛むほどにほのかな穀物の甘みが感じられます。くせがなく、素朴で食べやすい味わいです。

焙じはとむぎとは ── 由来と特徴

焙煎前のはとむぎ(ハトムギの成熟種仁)
焙煎前のはとむぎ(ハトムギの成熟種仁)

ハトムギ(Coix lacryma-jobi var. ma-yuen)はイネ科の一年草で、東アジア・東南アジアを原産とする穀物です。生薬としては成熟した種仁を乾燥させたものを用い、ヨクイニン(薏苡仁)と呼ばれます。穀物のなかでもたんぱく質やアミノ酸を多く含む素材として知られ、「薏米」「六谷子」などの別名でも呼ばれてきました。

日本では「はとむぎ」の名で古くから親しまれ、中国の古典本草書にも収載されてきた、長い食経験を持つ素材です。当店の焙じはとむぎは、原料のハトムギを丁寧に焙煎(炒製)しています。焙煎によって香ばしさが引き出され、漢方的にはもともとの涼性がやや穏やかになるとされています。

はとむぎが歩んできた道 ── 民間利用の歴史と当店の考え

はとむぎ(ヨクイニン)は、日本でも中国でも長く暮らしのなかで親しまれてきた素材です。ここでは民間でどのように使われてきたか、その歴史をご紹介します。なお、以下は伝統的な使われ方の記録であり、当店が効能効果を主張するものではありません。

日本 ── 肌あれ・いぼの民間薬として

日本では、はとむぎは古くから「肌をなめらかに保つ」目的で親しまれてきました。とくに種仁を粉末にした「ヨクイニン」は、いぼに対する民間薬として全国的に知られ、現在も「ヨクイニン」の名で日本薬局方に収載されています。ただしこれは医薬品としての扱いであり、食品とは区別されます。

日本 ── むくみ対策の日常茶として

はとむぎ茶として、利尿やむくみ対策を期待して日々の飲み物に取り入れる習慣も広く普及しました。ノンカフェインで飲みやすいことから、幅広い年代に親しまれてきた素材です。

中国 ── 祛湿の食養生「薏米赤小豆粥」

中国では、薏苡仁を赤小豆と一緒に炊いた「薏米赤小豆粥(よくいせきしょうずがゆ)」が、湿気の多い季節の定番の食養生として親しまれてきました。煮出した「薏米水」を美容目的の飲み物として楽しむ習慣もあります。

こうした民間での使われ方は、漢方理論でいう「利水渗湿」や「健脾」の考え方とゆるやかに重なります。当店では焙じはとむぎを食品としてお届けしており、こうした歴史を背景に、素材そのものの味わいを楽しんでいただければと考えています。

漢方における焙じはとむぎの位置づけ

漢方では、ヨクイニンは体内の余分な水分に関わる場面で用いられてきた穀物由来の生薬です。以下に基本的な分類を記します。

四気(性)

りょう

五味

甘・淡

かん・たん

帰経

脾・胃・肺

ひ・い・はい

漢方ではヨクイニンは利水渗湿薬(りすいしんしつやく)に分類され、体内の余分な水湿に関わる薬物群のひとつとして位置づけられてきました。あわせて脾に働きかける健脾(けんぴ)の範疇にも分類され、とくに炒製(焙煎)したものは健脾の働きがより重視されてきたとされます。このほか除痹(じょひ)解毒散結(げどくさんけつ)の範疇にも位置づけられています。四気は本来「涼(微寒)」とされますが、焙煎によって涼性はやや穏やかになると考えられています。

焙じはとむぎのおいしい食べ方

そのまま

袋から出して、おやつ感覚でそのままお召し上がりください。香ばしさとカリッとした食感がそのまま楽しめます。

トッピング

ヨーグルト・サラダ・グラノーラ・スープ・雑炊などに加えると、香ばしい風味と歯ごたえがアクセントになります。

お茶として

なつめや枸杞子などと一緒に煮出すと、香ばしい薬膳茶としてお楽しみいただけます。単体では味わいが淡いため、ほかの素材とのブレンドがおすすめです。

焙じはとむぎ 200gの商品写真

商品情報

品名焙じはとむぎ(ヨクイニン)
内容量200g
形態焙煎ホール(そのまま食べるタイプ)
原産地中国
カフェイン含まない(ノンカフェイン)
価格900円(税込)

ポップコーンのような香ばしさを、ぜひ一度お試しください。

妊娠中の方、授乳中の方は、ご使用前に医師または薬剤師にご相談ください。

はとむぎはイネ科の植物です。イネ科や小麦にアレルギーのある方はご注意ください。

焙じはとむぎのよくある質問

焙じはとむぎにカフェインは含まれますか?

いいえ、焙じはとむぎはノンカフェインです。時間帯を気にせず、お子様から大人まで召し上がっていただけます。

焙じはとむぎはそのまま食べられますか?

はい、そのまま食べられます。ポップコーンのような香ばしさで、おやつ感覚でお楽しみいただけます。ヨーグルトやサラダのトッピング、グラノーラに混ぜるなど、さまざまな食べ方でお使いいただけます。

焙じはとむぎは肌に良いのですか?

民間では、はとむぎは古くから肌をなめらかに保つ目的で親しまれてきた穀物です。ただし当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。漢方理論ではヨクイニンは利水渗湿薬に分類される素材です。味わいや食感をお楽しみいただく目的でお召し上がりください。

アレルギーの注意点はありますか?

はとむぎはイネ科の植物です。イネ科や小麦にアレルギーのある方は、召し上がる前に医師または薬剤師にご相談ください。

妊娠中でも食べられますか?

ヨクイニンは伝統的に妊娠中の使用に慎重を要するとされています。妊娠中の方、授乳中の方は、召し上がる前に医師または薬剤師にご相談ください。

焙じはとむぎはどんな悩みに親しまれてきたお茶ですか?

はと麦(薏苡仁/種仁はヨクイニン)は日本で古くから肌をなめらかに保つ目的で親しまれ、はとむぎ茶として水分代謝を意識する日々の飲み物に広く取り入れられてきました。漢方では「利水滲湿(りすいしんしつ)」「健脾(けんぴ)」の範疇に分類される素材です。伝統的な親しまれ方であり、効果を保証するものではありません。

梅雨やむくみの季節に親しまれるのはなぜですか?

中国の食養生では、湿気の多い季節に「薏米赤小豆粥(よくいせきしょうずがゆ)」が定番とされてきました。漢方の「利水滲湿」「健脾」の考え方と重なり、梅雨期のだるさやむくみを意識する方に親しまれてきた経緯があります。あくまで食養生としての親しまれ方です。

送料はいくらですか?送料無料はありますか?

送料は配送地域によって異なり、ご注文手続きの画面で自動的に計算されます。商品を入力先住所とあわせてご確認ください。なお、合計15,000円(税込)以上のご購入で送料が無料になります。

注文してからどのくらいで発送されますか?

13時までにいただいたご注文は、当日中に発送いたします。ただし水曜・祝日は定休日のため、翌営業日以降の発送となります。また、臨時休業をいただく場合もございますので、お急ぎの際はあらかじめご了承ください。

返品・交換はできますか?

衛生上、お客様のご都合による返品・交換は承っておりません。ただし、破損・誤配送・品質異常など商品に不備があった場合は、商品到着後7日以内にご連絡いただければ、交換または返金にて対応いたします。

どのような支払い方法が使えますか?

各種クレジットカード(VISA・Mastercard・American Express・JCB・Diners Club)と、コンビニ決済がご利用いただけます。

相性のよい組み合わせ

焙じはとむぎは、ほかの薬膳素材と合わせると楽しみ方がさらに広がります。

なつめ(大棗)

なつめの甘み・酸味が、やや淡白な焙じはとむぎの味わいに奥行きを与え、香ばしい薬膳茶のベースを甘く引き立てます。健脾の焙じはとむぎと補中益気・緩和薬性のなつめは、ともに脾胃を補う方向で穏やかに調和し、薬膳茶の定番ベースとなる取り合わせです。

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枸杞の実(クコの実)

クコの実の甘み・酸味と赤い彩りが、香ばしいだけの焙じはとむぎに彩りと味の奥行きを添えます。健脾・利水滲湿のはとむぎと滋補肝腎・養血のクコは、脾と肝腎を養う方向で重なり、薬膳ブレンドに広く展開しやすい取り合わせです。

枸杞の実の商品ページを見る →

グァバ葉茶

グァバ葉と合わせると香ばしくまろやかで麦茶のように親しみやすくなり、淡い色も添えられます。健脾を重視するはとむぎと燥湿健脾のグァバ葉は、ともに脾をいたわり水湿を整える方向で穏やかに調和する取り合わせです。

グァバ葉茶の商品ページを見る →
本ページでご紹介している内容は、生薬の伝統的な使われ方や漢方理論に基づく情報であり、特定の疾病に対する効能効果を示すものではありません。食品として、日々の暮らしの中でお楽しみください。体調に不安のある方は、医師または薬剤師にご相談ください。

漢方薬局 下田康生堂

千葉県富里市日吉台4-9-11

TEL:0476-22-4160

監修:薬剤師・国際中医専門員 下田健一郎

参考文献

  1. 中医世家「薏苡仁」 http://www.zysj.com.cn/zhongyaocai/yiyiren/index.html
  2. 中国医薬信息査詢平台「薏苡仁」 https://m.dayi.org.cn/qa/139763.html
  3. 山本漢方製薬「日局 ヨクイニン末」 https://kanpo-yamamoto.com/shop/detail.php?pid=25
  4. 廖兰ほか「薬食同源薏苡仁薬理活性成分研究進展」食品科学 2025, 46(10): 358-367
  5. 日本薬局方「ヨクイニン」

最終確認:2026年5月29日

参考文献(成分・近縁素材に関する研究)

※以下は本品の配合素材・成分・近縁植物等に関する研究であり、本品(食品)の効能効果を示すものではありません。被験対象・剤形(抽出物・別種・外用等)は本品と異なる場合があります。

  1. Jinnouchi M, Miyahara T, Suzuki Y.「Coix Seed Consumption Affects the Gut Microbiota and the Peripheral Lymphocyte Subset Profiles of Healthy Male Adults」Nutrients (2021). PMCID: PMC8618347.