朝鮮人参茶(チョウセンニンジン・高麗人参)ノンカフェイン ── 長白山の六年根紅参を、大棗(なつめ)とともにじっくり煮出して
古くから東アジアで「百草の王」とも称されてきた朝鮮人参。当店の朝鮮人参茶は、長白山産の六年根紅参を大棗(なつめ)とともに専用釜でじっくり煮出し、深い滋味をそのまま一杯に封じ込めた抽出液パックです。紅参のほろ苦さをなつめの穏やかな甘みが包み、ノンカフェインで時間帯を選びません。
こんな方に選ばれています
- ノンカフェインのお茶を探している方
- 和漢の素材を手軽に日常へ取り入れたい方
- 温かい一杯でほっとひと息つきたい方
- 紅参やなつめの深い味わいを好む方
読みたいところから
朝鮮人参茶の味わい ── 紅参のほろ苦さを、なつめの甘みが包む琥珀色の一杯
パックを温めて注ぐと、濃い琥珀色の液体が現れます。紅参特有の力強い薬材の香りが立ちのぼり、ひと口含むと、微かな甘みのあとに紅参らしいほろ苦さがじんわりと広がります。大棗(なつめ)の穏やかな甘みがその苦味をやわらげ、奥行きのある滋味に仕上がっています。そのままはもちろん、白湯で割ると口当たりがまろやかに。苦味が気になる方は、はちみつを少量加えると飲みやすくなります。
朝鮮人参茶とは ── 由来と特徴
朝鮮人参は、ウコギ科のオタネニンジン(Panax ginseng C.A.Meyer)の根を用いる生薬で、高麗人参・人参とも呼ばれます。野菜のニンジン(セリ科)とはまったく別の植物です。薬用とするのは細根を除いた根で、これを蒸して乾燥させたものは特に「紅参(こうじん)」と呼ばれ、当店の朝鮮人参茶にもこの紅参を用いています。栽培には五〜六年を要し、六年根は古くから上質とされてきました。
日本へは奈良時代までに伝わり、当時から大変貴重なものとされました。江戸時代には八代将軍・徳川吉宗が栽培を奨励し、各藩へ種子を分け与えたことから、国産の人参は「御種人参(おたねにんじん)」と呼ばれるようになりました。これが植物の和名オタネニンジンの由来です。
朝鮮人参が歩んできた道 ── 民間利用の歴史と当店の考え
漢代『神農本草経』上品への記載
現存する中国最古の本草書『神農本草経』(後漢期に成立)は、薬物を上・中・下の三品に分類しています。朝鮮人参(人参)はそのうち、長く用いても害が少なく養生に適するとされた「上品(じょうほん)」の筆頭格に挙げられ、こう記されています。
五臓を補い、精神を安んじ、魂魄を定む
── 『神農本草経』人参の条
久しく服すれば身を軽くし、年を延ぶ
二千年近く前のこの記述は、人参が当時いかに重んじられていたかを今に伝えています。あくまで古典に残る歴史的な記録であり、現代の食品としての効果を示すものではありません。
江戸時代の日本 ── 「御種人参」と高価さ
国産の人参は非常に高価で、庶民にはなかなか手の届かない貴重品でした。高値で家計が傾くさまを表した「人参飲んで首括る」ということわざが生まれたほどです。徳川吉宗の栽培奨励により国産化が進み、薬種として広く知られていきました。
韓国 ── 参鶏湯と人参茶
韓国では人参(インサム)が日常的な食文化に根づいており、丸鶏に人参やなつめを詰めて煮込む参鶏湯(サムゲタン)や、湯に溶いて飲む人参茶(インサムチャ)として広く親しまれてきました。なつめと合わせる用い方は、当店の朝鮮人参茶にも通じる伝統的な組み合わせです。
中国 ── 「百草の王」として
中国では古くから滋養の素材として薬酒や薬膳に用いられ、その価値の高さから「百草の王」とも称されてきました。薄く切った人参を口に含んだり、煎じて飲んだりする用い方が各地に伝わっています。
こうした使われ方はいずれも伝統や民間の習わしであり、効能効果を保証するものではありません。当店では朝鮮人参茶を食品としてお届けしており、長い歴史に培われた素材の味わいを、日々の暮らしの中で気軽に楽しんでいただければと考えています。
漢方における朝鮮人参の位置づけ
漢方では、朝鮮人参は気を補う「補気薬(ほきやく)」の代表とされ、数多くの漢方処方に配合されてきました。
四気(性)
微温
びおん
五味
甘・微苦
かん・びく
帰経
脾・肺・心・腎
ひ・はい・しん・じん
漢方理論では、人参は「大いに元気を補う(大補元気)」「脾と肺の働きを補う(補脾益肺)」「津液を生じ血を養う(生津養血)」「精神を安んじ知を益す(安神益智)」などの働きをもつ生薬として分類されてきました。四君子湯・補中益気湯・十全大補湯・人参養栄湯など、体力を補う多くの処方で中心的な役割を担います。これらは漢方理論上の分類・伝統的な位置づけであり、本品(食品)の効能効果を示すものではありません。
なお、人参は加工法によって呼び名が変わります。採取した根をそのまま乾燥させたものを「白参」、蒸してから乾燥させたものを「紅参(こうじん)」と呼び、当店の朝鮮人参茶には深い滋味をもつ六年根の紅参を用いています。
朝鮮人参茶のおいしい飲み方
湯煎
鍋にお湯を沸かし、パックを袋のまま入れて2〜3分温めます。カップに注いで、そのままお召し上がりください。
電子レンジ
パックの中身を耐熱容器に移し、500Wで40〜50秒ほど温めます。
アレンジ
白湯で割ると風味がまろやかになります。苦味が気になる方は、はちみつを少量加えると、ほんのり甘く飲みやすい一杯になります。
商品情報
- 品名
- 抽出朝鮮人参茶
- 内容量
- 80ml(1パック)
- 形態
- 煮出し抽出液パック
- 原産地
- 中国(長白山)
- カフェイン
- 含まない(ノンカフェイン)
- 価格
- 200円(税込)
長白山の六年根紅参となつめが織りなす、深い滋味の一杯。天保年間創業の漢方薬局 下田康生堂が、産地と等級を吟味してお届けします。まずは一杯、その味わいをお試しください。
妊娠中の方、授乳中の方は、ご使用前に医師または薬剤師にご相談ください。
朝鮮人参茶のよくある質問
朝鮮人参茶にカフェインは入っていますか?
含まれていません。ノンカフェインですので、時間帯を問わずお飲みいただけます。
どうやって飲むのがおすすめですか?
パックのまま湯煎で2〜3分温めるか、中身を耐熱容器に移して電子レンジで温めてください。そのまま飲んでも、白湯で割ってもお楽しみいただけます。苦味が気になる場合は、はちみつを少量加えるとまろやかになります。
紅参(こうじん)と白参はどう違うのですか?
どちらも同じオタネニンジンの根ですが、加工法が異なります。根をそのまま乾燥させたものが白参、蒸してから乾燥させたものが紅参です。当店の朝鮮人参茶には、深い滋味をもつ六年根の紅参を用いています。
妊娠中・授乳中でも飲めますか?
妊娠中の方、授乳中の方は、ご使用前に医師または薬剤師にご相談ください。また、のぼせやほてりの強い方、高血圧で治療中の方なども、念のため専門家にご相談のうえお召し上がりいただくと安心です。当店では食品として販売しており、特定の効能効果を謳うものではありません。
相性のよい組み合わせ
朝鮮人参茶と相性のよい和漢素材をご紹介します。いずれも当店で取り扱っています。
甜なつめ(大棗)
本品にも合わせている、なつめ(大棗)。人参となつめの組み合わせは「益気養血」として古くから親しまれてきた定番です。そのまま召し上がっても、お茶に加えても、やさしい甘みが楽しめます。
甜なつめの商品ページを見る →クコの実(枸杞子)
赤い実のやさしい甘みが特徴の枸杞子(くこし)。人参・なつめ・枸杞を合わせた組み合わせは「益気養血」の飲みやすい甘みブレンドとして親しまれ、赤い彩りも加わって華やかな一杯になります。お茶に少し浮かべてもお楽しみいただけます。
クコの実の商品ページを見る →漢方薬局 下田康生堂
千葉県富里市日吉台4-9-11
TEL:0476-22-4160
監修:薬剤師・国際中医専門員 下田健一郎
参考文献
- 国家薬典委員会『中華人民共和国薬典』2020年版「人参」(性味・帰経・功効・主治・用法用量)
- 中国医薬信息查询平台(dayi.org.cn)「人参」── 国家中医薬管理局 名詞術語成果認証
- 中医世家(zysj.com.cn)「人参」(『中華本草』引用)
- 養命酒製造 生薬百選「ニンジン」
- 日本メディカルハーブ協会「生薬ニンジンについて」
- 第十八改正日本薬局方「ニンジン」「コウジン」収載
最終確認:2026年5月28日